わらいろに関わるすべてのみなさまへ

園長の中岡明子です。
この度はご縁をいただき、心より感謝申し上げます。

今、このご挨拶を読まれている保護者の皆さまの中には、
お子さまの発達や集団生活に不安を感じ、
胸を締めつけられるような思いをされている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

「どうして我が子だけが…」
「自分の育て方が悪かったのでは…」
「この不安は、いつまで続くのか…」
そんな問いを何度も胸の中で繰り返しながら、
日々、お子さまのそばに立ち続けておられることと思います。

実際、わらいろには、さまざまな理由で
生きづらさを感じているお子さまたちが通っています。

「いじめや人間関係」
「学習のつまずき」
「発達の特性」
「学校との関わり方」など

その背景は一人ひとり違っても、
共通しているのは
「わかってほしい」「認めてほしい」
という子どもたちの心の声です。

そしてその声に真剣に耳を傾け、
悩みながらも寄り添い続ける保護者の皆さまの姿勢に、
私たちは深く敬意を抱いています。

わらいろでは、まず何よりも
「安心できる居場所」
であることを大切にしています。

子どもたちが安心して自分を出せる環境、
失敗しても否定されず、
仲間と支え合いながら成長できる場所。

そんな心の土台が整ったとき、子どもたちは自然と自らの力で歩き出していきます。

設立以来、私たちはその一歩一歩を見守り、共に歩み、
小さな「できた！」を積み重ねながら、
子どもたちの笑顔と自信を取り戻してきました。

これから出会うご家庭の皆さまとも、信頼関係を築きながら、
ともに悩み、ともに喜び合える関係でありたいと願っています。

「わらいろに出会えてよかった」と思っていただけるよう、
スタッフ一同、全力で子ども支援に取り組んでまいります。

どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。